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自然の壮大な景色を、室内の一画や手のひらの中で大切に愛でる。

それは盆栽や坪庭、縁側にも通じる、とても日本的な情緒かもしれません。

美術作家・華道家の亀井紀彦が生み出す作品【アートプロダクトブランド 雨】は、

自然を目にしたときのように心が潤う感覚をもたらす作品でありたいと思っています。

人には時に厄介な雨も、植物にとっては恵みをもたらす生命の源のようなもの。

雨の日の薄曇りの柔らかな光の美しさ、雫が葉の上で弾ける微かな音色、そして艶やかに葉を濡らした雨粒は、土へと染み込み、大地を潤す。そうした自然の機微の一つ一つを表現したいと思い、

作品群を【雨】と名付けました。

円窓
- marumado-

絵画のように壁に掛けて鑑賞するシリーズ「円窓」。円く切り取った窓の外に広がる理想の景色を表現しています。素材はアートフラワーを使用し、長きに渡り楽しむことができます。 その景観は、人が窓越しに眺める等身大のものであり、前作の「花山」や「玉手箱」のように、空から俯瞰して景色を見下ろす “鳥の目線”とは異なります。言うなれば、平面の中に奥行きを表現するという、より絵画に近い感覚です。 禅の世界において、円窓は悟りの心や宇宙を表すと言われます。円形の窓枠から覗く、美しく静穏な世界。ふと壁に視線を移せば、そこには色褪せることのない景色が広がります。

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玉手箱
- tamatebako-

そっと開ける愉しみ、そして蓋を閉じ、秘める悦び。 小花で作られた花畑を、鉄作家による蓋付きの容れ物に閉じ込めたシリーズ。 漆黒の容器は蜜蝋仕上げのマットな質感で、鉄素材の重みを 感じながら蓋を開けると、目にも鮮やかな景色が浮かび上がります。 蓋を開ける行為が気持ちを整える、手のひらの宝箱です。

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時山
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時を飾る、ブリザーブドフラワーの一輪挿し。 架空の森のようなグリーンの部分はプリザーブドフラワーの葉や苔で作られ、 2〜3年変わらぬ緑を保てます。緑の中にはガラスの小さな一輪挿しが隠れており、 散策の途中で出会った野草や野の花を一輪挿すことで、新しい景色が生まれます。

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景色風
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手のひらにおさまる存在しない景色と、その景色にそよぐ風を香りで表現したアートプロダクトです。桜島で採取した浮き石にプリザーブドフラワーやドライフラワーを挿し、未知の風景を作りました。景色のイメージに合わせ、調香師が柚子やヒノキ、紫蘇など日本独自の天然香料を用いて調合したアロマオイルが付いており、1滴垂らせば香りの「風」を感じることができます。

*ブレンドオイルとセットになります。

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Hanayama 花山 はなやま
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花 山   生花
- Hanayama  fresh flower -

「手のひらに自然の景色を」

花山の生花を使ったシリーズ。両手でおさまるほどの器の中に、小さな花で存在しない理想の景色を作りました。「雨」の出発点となった第1作であり、代表作です。平らな器に色鮮やかな

季節の小花を一本一本、ピンセットで挿していき、

まるで空を舞う鳥の目線で見るかのような架空の景色を作ります。

Hanayama 花山 はなやま
Hanayama 花山 はなやま
Hanayama 花山 はなやま

花 山    プリザーブドフラワー

Hanayama  - priserved flower -

長く観賞できるプリザーブドフラワーで表現したシリーズ。

小花を使い、より細密に、風景画を描くように景色を作ります。

手のひらに載る色とりどりの花畑は、“ここではないどこか”

へといざないます。

Hanayama 花山 はなやま
Hanayama 花山 はなやま
Hanayama 花山 はなやま
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