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自然の壮大な景色を、室内の一画や手のひらの中で大切に愛でる。
それは盆栽や坪庭、縁側にも通じる、とても日本的な情緒かもしれません。
美術作家・華道家の亀井紀彦が生み出す作品【アートプロダクトブランド 雨】は、
自然を目にしたときのように心が潤う感覚をもたらす作品でありたいと思っています。
人には時に厄介な雨も、植物にとっては恵みをもたらす生命の源のようなもの。
雨の日の薄曇りの柔らかな光の美しさ、雫が葉の上で弾ける微かな音色、そして艶やかに葉を濡らした雨粒は、土へと染み込み、大地を潤す。そうした自然の機微の一つ一つを表現したいと思い、
作品群を【雨】と名付けました。
花 山 生花
- Hanayama fresh flower -
「手のひらに自然の景色を」
花山の生花を使ったシリーズ。両手でおさまるほどの器の中に、小さな花で存在しない理想の景色を作りました。「雨」の出発点となった第1作であり、代表作です。平らな器に色鮮やかな
季節の小花を一本一本、ピンセットで挿していき、
まるで空を舞う鳥の目線で見るかのような架空の景色を作ります。
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